サロン・デュ・ショコラは、1995年からフランスのパリで開催されてきたチョコレートの祭典です。
毎年秋に開催されます。現在では日本をはじめ、ベルギー、イギリス、アメリカ、中国、ロシアなどでも開催されています。
パリのサロン・デュ・ショコラは入場するためにチケットが必要ですが、日本のサロン・デュ・ショコラは、伊勢丹がデパートの催場で販売イベントとして開始したことから、いまでも入場料は無料で、チケットや整理券も要りません。
ただ、最近のあまりの混みぶりにそろそろ整理券的なものを出す可能性も否定はできませんが。
最近は混んでいて、好きに見て回れる感じではなく、隣の売り場に行くために、人間の渋滞で数分かかるというありさま。雰囲気は会場が楽しめますが、購入はネットが得策です。
世界の主だったショコラティエが出展、会場ではショコラティエ同士が旧交を温め、立ち話する風景がよく見られます。
有名ショコラティエのショコラを試食したり、購入することができ、近年はその場で食べる焼きたてのチョコレートスイーツやアイスクリームなども人気です。
会場ではショコラティエのサインをもらったり、一緒に記念写真を撮るファンたちの姿があふれています。
セミナーやトークショーも盛んです。
パリのサロン・デュ・ショコラでは、フランスのショコラ愛好家の会「Club des Croqueurs de Chocolat(c.c.c)」によるその年のチョコレートに関する賞の発表、表彰式も行われます。
この「サロン・ド・ショコラ」の創始者は、コミュニケーションアドバイザーだったシルヴィー・ドゥースさんと、建築家である夫のフランソワ・ジャンテさん。シルヴィー・ドゥースさんがチョコレートメーカー「ヴェローナ」と仕事をしたことをきっかけに浮かんだプランだったそうです。
年々拡大していて、2016年のサロン・デュ・ショコラ・パリの会場には世界30カ国、220人ものショコラティエが参加。入場者は10万人にも及んだそうです。
日本のサロン・デュ・ショコラ
日本では伊勢丹が2003年から開催しています。最初は東京の伊勢丹新宿店で開催しているだけでしたが、2006年には京都や名古屋で開催するようになったのを皮切りに、現在では札幌、福岡、仙台、大阪など、日本全国で開催されています。
しかし、多くの有名ショコラティエが会場に現れる点、出展ブランドの多さは、やはり東京が群を抜きます。
以前は新宿伊勢丹の催場で行われていましたが、2015年には新宿駅の反対側、西口側の新宿NSビルに移りました。
しかし2016年の開催直前に「マツコの知らない世界」に楠田枝里子さんが登場して、サロン・デュ・ショコラを紹介したことから、最高4時間待ちの行列ができる事態になりました。
そのためか、2017年には有楽町の東京国際フォーラムの広い会場で開催されることになりました。
サロン・デュ・ショコラのファンなら必携、裏ワザが使えるMIカード
伊勢丹のクレジットカード、MIカードを持っていると、前日の招待日に入れるため、ずらりとショコラティエが勢ぞろいした会場で、一般公開日よりもはるかにすいた会場で楽しめます。
MIカード会員限定のオンライン販売もあり、1月、早い都市は12月からオンライン購入できます。
MIカードを持ってない方は、11月までにはカード申し込んでおきましょう。
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