ショコラ入門

伊勢丹の「バレンタイン」特集で「アンリ・ルルー」を検索すると見つかります。
▼　▼　▼

初出：2014.3.27　更新：2017.1.29

森田慶子 | 2014/03/27 カテゴリー: 107　アンリ･ルルー | 個別ページ

アンリ・ルルーのイゾルデはカカオを引き立てる隠し味に技あり

生姜のマジパンの上にジャマイカンペッパーのがナッシュを重ね、ショコラ・ノワールでコーティングしたというショコラは複雑な味になりそうですが、意外に生姜やジャマイカンペッパーは隠し味になり、素直にカカオを味わえるショコラでした。

ほんのり酸味はカカオの持ち味か、ジャマイカンペッパーの味わいか、わたしには突き止められませんでした。

アンリ・ルルーのお取り寄せは

伊勢丹の「バレンタイン」特集で「アンリ・ルルー」を検索すると見つかります。
▼　▼　▼

初出:2014.2.23　更新：2017.1.29

森田慶子 | 2014/02/23 カテゴリー: 107　アンリ･ルルー | 個別ページ

サロン・デュ・ショコラで行列に並ばずにアンリ・ルルーのクイニー・アマン購入

「クイニーアマン」はアンリ・ルルーが昨年2013年から売り出した、絶大な人気を誇るブルターニュ伝統の焼き菓子の中心に、アンリー・ルルーを代表するキャラメルを仕込んだものです。

アンリ・ルルーというブランドは、世界唯一のキャラメリエ、アンリ・ルルー氏によって生まれ、その名と技は現在、ジュリアン・グジアン氏に引き継がれ、キャラメルとショコラはすべてフランスで作られていますが、経営は日本のヨックモックが行っていて、日本の店舗では、キャラメルとショコラ以外の商品をすべて日本のシェフ・パティシエ尾形剛平氏が作っています。

この「クイニーアマン・オ・C.B.S.」は尾形氏が生み出した傑作。「日本でもブルターニュを感じられる新製品を」と考えて作ったんだそうです。

元々、クイニー・アマンという焼き菓子は、19世紀のブルターニュで、バターは豊富にある一方、小麦粉が不足していたことから、通常のパンよりもバターの割合が高いレシピでパンを作ろうとして、結果、パンとしては失敗ながら、非常においしい焼き菓子として世に送り出されたもの。

食べるときにはオーブントースターか電子レンジで少し温めて食べます。
外はまるで岩のようなゴツゴツした感じで、食感も硬いのですが、圧倒的なバターの風味が口に広がり、その真ん中からフランスで作られているアンリ・ルルー自慢の味、キャラメルがとろりと登場します。

上の写真は「クイニーアマン・オ・C.B.S.」。中に入っているのは、アンリ・ルルーを代表するキャラメル「C.B.S」です。

今年2014年の新作は下の写真の黒っぽいほう。バターをたっぷり折り込み、カカオパウダーとカカオマスをふんだんに加えたショコラの風味香る生地の中心に「キャラメルフレーズ」が丸ごと1個分包み込まれた「クイニーアマン・オ・キャラメルフレーズ」です。

クイニーアマンは六本木ミッドタウンの店で購入できます。

アンリ・ルルーのお取り寄せは

伊勢丹の「バレンタイン」特集で「アンリ・ルルー」を検索すると見つかります。
▼　▼　▼

バターがたっぷりのパンと言えば、ブリオッシュを思い浮かべるでしょうが、クイニー・アマンはブリオッシュよりはるかにバターの風味が強く、ほんと、バター感は半端ありません。

そこからアンリ・ルルーにしか作れない、あの独特のキャラメルがこぼれ出てきます。
「クイニーアマン・オ・C.B.S.」は塩味のきいたキャラメルが入っていて、甘さと塩のマッチがたまりません。

今年の新作「クイニーアマン・オ・キャラメルフレーズ」はショコラ感ある生地に、ほんのり酸味を感じさせる苺のキャラメルがきいています。

…実は白状すると、わたしはクイニー・アマンの評判を全く知らずに、サロン・デュ・ショコラに行きました。ただアンリ・ルルーのショコラを買ってみたいと思っていて、会場で長い行列に、一瞬引いたのですが、結局おとなしく並んで、ショーケースまで後10人くらいまで近づいたとき
「こちらはクイニー・アマンをお求めのお客様の列です」
の声に気づき
「すみません、わたしはショコラがほしいんですが…」
とたずねると、ショコラを買うなら並ぶ必要はなく、しかもショコラを買えば
「一緒にクイニー・アマンもお求めいただけます」
と言われ、せっかくだから…と買って来ました。
はい、大正解の買い物でした。
そして、事前の勉強不足を反省しました。

アンリ・ルルーのお取り寄せは

伊勢丹の「バレンタイン」特集で「アンリ・ルルー」を検索すると見つかります。
▼　▼　▼

初出：2014.2.9　更新：2017.1.29

森田慶子 | 2014/02/09 カテゴリー: 107　アンリ･ルルー, 803 日本, 804 フランス | 個別ページ

アンリ・ルルーのソワジックは蕎麦が香るサクサクッ

ガレット入りの蕎麦プラリネです。

ちなみにガレットはそば粉のクレープと言われることも多いですが、クレープとちがい、片面しか焼きません。甘くなく、生ハムやチーズなどをくるんで食べます。

このショコラを食べると、蕎麦の素朴で香ばしい香りが鼻に抜けます。焼いたガレットのサクサクっと心地よい食感を楽しめます。

ボンボンショコラのセット「ブルターニュ・ルルー」や「コフレ・ルルー　ショコラ・キャラメル[小]」、「ヴォヤージュ・オ・ジャポン　12個入り」に入っています。

アンリ・ルルーのお取り寄せは

伊勢丹の「バレンタイン」特集で「アンリ・ルルー」を検索すると見つかります。
▼　▼　▼

初出：2014.1.26　更新：2016.1.16

森田慶子 | 2014/01/26 カテゴリー: 107　アンリ･ルルー | 個別ページ

アンリ･ルルー日本未発売の黒トリュフ入りトリュフ

アンリ･ルルーの黒トリュフ入りのトリュフは、日本では手に入りません。
アンリ・ルルーというブランドは現在日本の資本も入っていることだし、日本人が本当に求めたら、絶対入ってくるはずなんだけどなあ…日本人客はお子ちゃまで、まだこの味がわからないってことなのかなあ？

それとも、日本で「黒トリュフ入りトリュフ」を売り出した場合には、「なんだ、もっと黒トリュフがどんと入っているのかと思ったのに…」と不満が出るのを恐れているのでしょうか。

実はこれ、Googleで行われたバレンタイン特別企画「チョコレートに口説かれたい」の公開収録に際して、来栖けいさんが一押しで、特別に手に入れてくださったものです。
その来栖さんと大森さんの話の中にもありましたが、日本人は比較的香りのはっきりしたもの、味がわかりやすいものが好き。

これはわたしが紅茶を勉強したときにもそうでした。日本人は香りのついた紅茶に関して、より強く、よりはっきりした香りを望むため、海外の紅茶メーカーでは、日本仕様だけ、特別に香りの元となる原料をたくさん入れています。

このアンリ・ルルーの黒トリュフ入りトリュフは、最後にはっきりと黒トリュフが口に残る感じがありましたが、決して黒トリュフが主張しすぎず、カカオと一体になって、ふわあっと良いハーモニーをかもし出していました。

黒トリュフ入りトリュフは手に入りませんが…アンリ・ルルーのショコラのお取り寄せは

伊勢丹の「バレンタイン」特集で「アンリ・ルルー」を検索すると見つかります。
▼　▼　▼

初出：2013.2.9　更新：2017.1.29

森田慶子 | 2013/02/09 カテゴリー: 107　アンリ･ルルー, 502 感想・口コミ | 個別ページ

ジュリアン・グジアンとは

ジュリアン・グジアン氏は「アンリ・ルルー」のシェフです。

アンリ・ルルー氏からその技術と心を受け継ぎ、2008年にパティシエの地位も引継ぎました。
2012年には5タブレットも獲得した名ショコラティエです。

現在は、アンリ・ルルー氏から共にアンリ・ルルーというブランドを継いだ日本の菓子メーカー「ヨックモック」の石井真己登氏と共に、ブランドを育てています。

アンリ・ルルー氏が大切にしていた素材へのこだわりを継ぎ、ベースのチョコレート自体からオリジナル。
人気のキャラメルと共に、チョコレートで多くのファンを魅了しています。

アンリ・ルルーのお取り寄せは

伊勢丹の「バレンタイン」特集で「アンリ・ルルー」を検索すると見つかります。
▼　▼　▼