サロン・デュ・ショコラ2021inTokyoは、久しぶりに伊勢丹新宿店 本館6階=催物場での開催です。入場券も無料の入場整理券に変わりました。
また第1週目と第2週目、ショコラティエが入れ替わって、2期での開催です。
本日2021年1月20日は第1週のMIカード会員限定公開日。
毎年、このMIカード会員限定日は最もショコラティエが多く来店する日で、この日だけしか会場に来ないショコラティエも少なくありません。
とはいっても、2021年は海外のショコラティエはビデオメッセージだけで、来場はありません。
混雑状況は?
整理券は申込時に見たら、10:00が360枚、次は11:00……となっていました。
わたしは入場時刻の一番、二番に早い整理券は瞬間的に品切れになり、11:30と12:30の整理券を獲得しましたが、その後に、飲み物とチョコレートのペアリングを楽しめる事前予約制のイートイン「ペアリングコース」12:00-13:00を購入したので、その権利で、10時から入場可能になり、整理券はどちらも使いません。
わたしのように整理券をとったものの、使わないケースは多々あると思うので、実際の入場数はもっと少ないと思いましたがやはり密!
昨年の英国展のときは「ふだんの英国展よりは空いているものの、かなり密」で、それよりましかどうか……でも、サロン・デュ・ショコラ2021もかなり密でした。
人気のブースは?
Part1はカカオ生産国のBean to Barの、タブレットを主力製品とするメーカーや、また東京に店を構えていて、ふだんから買いやすいブランドが中心のため、行列ができるブランドは多くありませんでした。
しかし、その分、限られた行列が非常に長く伸びていました。
パティスリー ジュン・ウジタは長蛇の列
パティスリー ジュン・ウジタは東京は目黒の碑文谷にあるパティスリー。
サロン・デュ・ショコラinTokyoでは、通常は東京に店があるブランドは、あまり混まないのですが、サロン・デュ・ショコラ限定品がある場合は行列ができます。パティスリー ジュン・ウジタは2019年のサロン・デュ・ショコラinパリに続き、ロン・デュ・ショコラinTokyoへは初出店ということで、注目されたようです。手ごろな価格のテイクアウトも期待されたのだと思います。
わたしもテイクアウトのお菓子ネリュスコを狙っていたのですが……。
10時半の時点で既に、会場中央のブースから、会場を横断する長い行列ができていました。次の入場、11時の入場後はさらに会場の角まで延々と行列。
そしてわたしが予約のイートインを食べ終えて、再度足を運んだ午後1時過ぎには、ボンボンショコラのボックス1種類以外、すべて売り切れていました。
tsumons×NEWのイートインは開店30分後には数時間待ち
チョコレート好きの友人が注目していたtsumons×NEWのイートインは、開店30分後にわたしが行くと、長蛇の列で、係員に「12時に別のイートインの予約してますが、それまでに食べられそうかしら?」と聞くと、とうてい無理そうだとの返事。
実際、わたしに巡ってくるには席が5-6回転しないと無理そうで、注文から焼きあがりまで20分というスフレを食べる時間を考えると、この時に並んだとしても、午後遅くになりそうでした。
試食代わりのイートインは人気に明暗
今年は試食のお配りチョコレートはなし。イートインやテイクアウト商品がその代わりになった感じ。
イートインはtsumons×NEWだけでなく、ペイサージュのイートインにも行列ができていました。
一方でがらすきだったのがMARCO COLZANIのお酒とチョコのペアリングを楽しめるコーナー。
3時間半ほど会場にいた間に、お客さんは1人しか見かけませんでした。
お酒がダメなのかと思いきや、カクテルとチョコのペアリングが楽しめるCACAOTAILは行列こそなかったものの、ぎっしりお客さんが入っていました。
カタログ入手は会場外。再入場券をもらって外出
今回はカタログは伊勢丹新宿地下1階で300円で発売されている他、無料プレゼントがあります。
無料プレゼントカタログ入手には、三越伊勢丹アプリのカタログ交換クーポンと、会場で税込5,000円以上買ったレシートが必要です。
カタログがもらえるのはPart1が1月20日(水)-23日(土)、Part2が1月27日(水)-30日(土)だけ。この期間に催物場と同じ6階のベビー・子供雑貨特設カウンターです。
先着7,000名様までなので、「帰りではなくなりそう」と思う場合は、レシートがたまったところで、会場から抜けます。
その際は出口で「再入場券をください」と頼めば、再入場券がもらえ、これを示せば、再入場できます。
<明治 ザ・チョコレート>のブースが楽しい
一般的にブースではチョコレート等商品を売っているだけですが、明治製菓のブースは毎回、楽しく、チョコレートについて学べるブース。
カカオの発酵などチョコレートづくりの工程をジオラマで展示しています。
さらにここで2つのキーワードを見つけると、チョコをプレゼントしてくれますよお。
試食チョコレートに代わって、ちゃんと袋に入ったプレゼントの形で味併せてくれます。
今回の<明治 ザ・チョコレート>のバレンタイン催事限定商品は、産地を楽しむメキシコホワイトカカオダーク、焙炒アソート、発酵アソートの3種類で、焙炒ごとの香りのちがいと、発酵ごとの香りのちがいをかぐことができるコーナーも用意されています。
サロン・デュ・ショコラ会場で3種類を買うと、写真の右側にあるカカオ豆を入れる麻袋のような素材のポーチをおまけにもらえます。
<明治 ザ・チョコレート>のバレンタイン催事限定商品は通販でも購入可能です。
※伊勢丹、あるいは阪急の↓リンク先の検索窓に、「明治 ザ・チョコレート」と入れると見つかります。
目の前で作られる土屋さんのタブレット
新規出店のカカオストアでは土屋公二さんが目の前で、Bean to Barのタブレットを作っていました。
わたしのねらい目はシャンピニオンとカカオ醤
わたしが今回あらかじめ購入を決めていたのが、カカオ醤と、ミシェル クルイゼルのシャンピニオン・ジャウンドゥーヤ。
ミシェル クルイゼルのシャンピニオンは昨年はシャンピニオン・キャラメルだけでしたが、今年はシャンピニオン・ジャウンドゥーヤも登場。
※阪急と伊勢丹では↓リンク先の検索窓に、「クルイゼル」と入れると見つかります。
カカオ醤は阪急のオンラインセミナーで知ったもので、醤油の老舗が作ったカカオの調味料。
会場ではカカオ醤焼きおにぎりも売っていましたが、わたしは味見せずに購入しました。
※カカオ醤は阪急と伊勢丹の↓リンク先の検索窓に、「カカオ醤」と入れると見つかります。
ショコラティエのエコバッグが素敵
2020年にエコバッグが注目されたこともあり、ショコラティエのエコバッグが販売されています。
会場で見てきましたが素敵。
なかでも女性のショコラティエ、フェルベールとYumikoSaimuraさんデザインのバッグに惹かれました。
↓オンラインで購入できます。