「felissimo chocolate museum」(フェリシモ チョコレート ミュージアム)は、2021年9月28日(火)に開館式と内覧会が行われ、2021年10月22日(金)に神戸にオープンします。
「felissimo chocolate museum」(フェリシモ チョコレート ミュージアム)公式サイト
「felissimo chocolate museum」(フェリシモ チョコレート ミュージアム)とは
通販会社のフェリシモが新社屋の2階に作ったチョコレートの博物館です。
フェリシモは「幸福のチョコレート」というチョコレート事業を行っていて、カリスマバイヤー木野内美里さんが、まだ日本で紹介されていないような海外の絶品チョコレートを探し出してきては販売しています。
チョコレートに特別の思いを持つ会社です。
最大の特徴は、チョコレートのパッケージのコレクション
チョコレートはしばしば贈り物に使われることもあり、パッケージに凝ったものが多くありますが、日本がチョコレートのパッケージのレベルを上げた面もあるようです。
開館式の来賓のひとり、ショコラティエの小山 進さんが挨拶の中でおっしゃっていましたが、日本のチョコレートファンはパッケージにも厳しい目を向けます。
日本の凝ったパッケージデザインを見た海外のショコラティエは、日本市場のためにチョコレートのパッケージに磨きをかけるようになったそうです。
フェリシモはミュージアムは開館の一年前頃から、チョコレートパッケージの寄贈を呼び掛け、わたしも送料自腹で、これまでに集めたたくさんのパッケージを送りました。
特別な視点のアートな企画展
現在発表されているところでは、企画展が2つ、常設展が1つあります。常設展となってはいても、実際には企画展1と同じ期間限定での開催なので、「常設展」という意味がよくわかりませんが、内容的には方向がちがうようです。
2021年10月22日(金)開館時に用意されているのは以下の3つの展覧会です。
企画展1:The flow of sweet time - FRANCK MULLER 至福の時 -
天才時計士のフランク ミュラーが、素材や製法にこだわったチョコレート菓子で、スイーツを楽しむ時間や空間を提案するという、なんだか、どんな世界が見られるのか、ワクワクする展覧会です。
企画展2:AMAI - Valerio Berruti の世界 -
カカオ豆を輸送する際に利用される袋の素材「ジュート」をキャンバスにフレスコ画を長年描いてきた現代美術家、ヴァレリオ・ベッルーティ氏の、チョコレートをテーマにした新作展です。今回はキャンバスがジュートじゃないみたい。
常設展:想いから生まれるパッケージデザイン - 小山進 クリエイションの軌跡 -
兵庫県三田市に店を構え、コヤマロールで有名になり、さらにショコラティエとしても活躍する小山進氏。
そのチョコレートパッケージもユニーク。上の写真は2021年のバレンタインデーシーズンにわたしが買った小山進氏のチョコレートのパッケージです。
小山氏が中のチョコレートと同じくらいこだわり続けてきたパッケージを、年代順に展示されるようなので、このパッケージもたぶん並ぶはず。
事前予約とチケットが必要
「フェリシモ チョコレート ミュージアム」に入館するには、事前に予約して、チケット購入しておくことが必要です。
2022年3月21日までなら、大幅にお得な開館記念価格で購入できます。
入場料
チケット料金
一般 通常1,500円 開館記念価格1,000円
学生(中学・高校・大学生) 通常1,200円 開館記念価格800円
小学生 通常500円 開館記念価格300円
小学生未満 無料
特別チケット
オープニング記念 トートバッグ付きチケット 2,000円
500お買い物クーポン付「友割」チケット
2人 1,600円
3人 2,400円
4人 3,200円
20名様以上は団体。
開館時間と休館日
開館時間
午前11:00~午後8:00(日曜日は午後6:00まで)
※入館は閉館の30分前まで。
休館日
月曜日(祝休日の場合は翌日)
年末年始
展示替えのための休館(3月末、9月末)
アクセス
「フェリシモ チョコレート ミュージアム」フェリシモ本社ビルの2階にあります。
フェリシモ本社ビル1階には入り口が2つあり、ミュージアムへは1階の西側(KPM 神戸ポートミュージアム寄り)のドアから入り、2階へ上がりましょう。
JR「三ノ宮駅」、阪急・阪神 「神戸三宮駅」西口より徒歩約20分。
新幹線「新神戸駅」から徒歩4分の「布引」(バス停)より神戸市バス90系統に乗り、「新港町」(バス停)で下車後、徒歩2分。
神戸市中央区新港町7番1号
(フェリシモ本社ビル2F)