「ca ca o」はカカオディレクター石原紳伍(いしはら しんご)氏が手掛ける、アロマ生チョコレート専門店です。
2016年1月に誕生したばかりですが、2016年秋のパリのサロン・デュ・ショコラに出展、日本酒とコラボレーションしたアロマ生チョコレート「小町通りの石畳 スペシャルエディション」は、海外にはない水溶性の生チョコレートの口どけなどが評判を呼び、5日間で5,000個を完売するなど、人気を博しました。
原材料へのこだわりが強く、使用しているカカオ豆は、
1)独特の香りと苦みの少なさが魅力の、しかし栽培の難しさゆえに希少なクリオロ種。
2)しかも、香りの高い芳醇な香りや風味を持つカカオ豆フィノデアロマカカオとはに限定。
3)シングルオリジン。
※シングルオリジンとは、生産国、生産地域、生産処理方法が明確で、ブレンドしていない単一のカカオ豆のことです。
主力商品はアロマ生チョコレート「小町通りの石畳」。
水分量の多さも特徴で、水分量を多くするとかたまりづらくなりますが、独自の技術で、チョコレートが固まるギリギリまで水分量を増やし、独特の口どけを実現しています。
実際に食べたところ、口の中で、柔らかくとろっととろけて、ふんわりと芳香が鼻に抜けます。ホワイトチョコレートでも、べたつく油っぽさがありません。
アロマビター、アロマミルク、アロマホワイトなどのスタンダードなものだけでなく、いちごや抹茶、ヘーゼルナッツやゆずなどもあります。
「小町通りの石畳」シリーズのほかに、生チョコタルト、Cacaron(カカロン)、生チョコソフト、また2016年12月にはクリスマスケーキも発売しました。
本店は鎌倉の小町通りにあり、食べ歩きする人が多い小町通ゆえ、この本店でのみ、生チョコタルトはさっと焼いて提供されています。