世界で人気、憧れの日本酒「獺祭」。雑味をなくすために原料の酒米を削りに削って、究極の味を追求したストイックさに圧倒される銘酒です。
その獺祭のショコラが次々と登場しています。2017年の獺祭ショコラは3社による5種。わたしはそのうちの4種類を実際に味わったので、比較、紹介します。
なお2018年は1社が入れ替わりましたが、やはり3社5種出ています。
高島屋と楽天市場とYahooショッピングでは3社の全商品を売っています。
和楽紅屋 獺祭抹茶トリュフ
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<ベビーモンシェール>獺祭ボンボン・ショコラ
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【ショコラティエ パレ ド オール】「獺祭ショコラ」(リンク先の検索窓に「獺祭」と入れると見つかります)
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大人の贅沢、【ショコラティエ パレ ド オール】獺祭ショコラ
2014年4月と、最も早く登場したのは、日本のトップショコラティエの一人三枝俊介さんの【ショコラティエ パレ ド オール】が作り、獺祭の酒蔵、旭酒造の社長も太鼓判を押したという「獺祭ショコラ」。
使用された獺祭は原料の酒米を77%も削った「獺祭 磨き二割三分」。
写真の左の銀箔がまぶされたチョコレートが、酒米の甘い香りを際立たせたビタータイプ。
右の塩粒が見えるのが、塩をアクセントに加えたミルクタイプ。
どちらも大人の味わいで、ショコラとしての完成度の高さを感じます。
【ショコラティエ パレ ド オール】「獺祭ショコラ」
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日本酒感が強い<パティスリーモンシェール>獺祭ボンボン・ショコラ
パティスリーモンシェールの「獺祭ボンボン・ショコラ」は、「獺祭 磨き二割三分」よりさらに贅沢な「獺祭 磨きその先へ」をガナッシュに混ぜ、ベルギー<カレボー>社のチョコレートで仕上げたショコラです。
コーティングは厚め。他の2つはチョコレートと獺祭がひとつになって口の中で拡がるのに対して、パティスリーモンシェールの「獺祭ボンボン・ショコラ」はコーティングを噛み砕くと、中から獺祭の馥郁たる香りと味が飛び出してきます。
ショコラ慣れしていない男性にもわかりやすく楽しめる味です。
なお、モンシェールからはこのほかに、獺祭磨き二割三分がブレンドされたモンシェール自慢のなめらかな生クリームが入った「獺祭&堂島クリームショコラ」があります。わたしはこれだけ食べていません。
シュワシュワが楽しい生チョコ、<ca ca o(カカオ)>獺祭スパークリング
2017年だけで、2018年は販売していませんが、代わりに「日本酒」という生ショコラが出ています。 鎌倉小町通で一気に人気を読んでいるチョコレート店<ca ca o(カカオ)>は、人気のアロマ生チョコレート「小町通りの石畳」のひとつとして、「獺祭スパークリング」を出しています。
開発の際には200回以上試作したという<ca ca o(カカオ)>の「獺祭スパークリング 生チョコレート(ホワイト)」は、<ca ca o(カカオ)>の主力商品アロマ生チョコレートのひとつ。獺祭スパークリングと合わせたのはホワイトチョコの生チョコです。
ホワイトチョコレートと言うと、甘いとか、油っぽくベタつくイメージを持っている方もあるでしょうが、<ca ca o(カカオ)>のホワイトチョコレートは甘さ控えめで、生チョコなので水分含有量が多くて、滑らかな口どけです。
口の中で控えめな甘さの中に、獺祭スパークリングのシュワシュワと香り立つ、上品な味わいが広がっていきます。
男性にもおすすめできますが、やはり一番女性が好むのはこちらかも。
ショコラはお酒にもよく合う食べ物。獺祭スパークリングと<ca ca o(カカオ)>の「獺祭スパークリング 生チョコレート(ホワイト)」で優雅な夜を楽しみましょう。
初出:20171.29 更新:2018.2.3