ショコラ入門: 809　アメリカ

バレンタインデー直前の2月12日、仕事帰りに新宿の小田急をのぞいたら、昨年までは「バレンタインワールド」としていたイベントを、昨今の自分のための高級ショコラを求める自分チョコの潮流に乗り、「ショコラ×ショコラ」と名称を変えて、かなり充実した高級ショコラが並ぶイベントになっていました。

あまりに多くのショコラブランドにふらふら歩いていて、つい試食の手を伸ばしたのが、アメリカのオーガニックチョコレート「ザ・ティールーム」のチョコレートです。

先日食べたドゥバイヨルのティーガナッシュが、なかでも中国紅茶ラプサンスーチョンとジャスミンがあまりにおいしかったものですから、「ザ・ティールーム」のチョコレートコーナーにラプサンスーチョンとジャスミンが並んでいるのを見て、ついつい引き寄せられたんですよね。

ラプサンスーチョンを味見させてもらったのですが、あまりラプサンスーチョンらしい味がしません。わたしも日本人だから強く香りを求め過ぎなのかなあと思いましたが…。これではジャスミンもどうだろう…と思って、結局買ったのが試食していないアーモンドキャラメルでした。

カカオはどこ産かなあ？　比較的酸味のあるカカオ。
触感はハーシーに近く、ねっとりではなく、乾いた感じ。

ベースはダークなチョコレートにキャラメルと塩をプラス。塩粒がかなり大きく、がりっという感じで、口に塩味が強く広がります。

アーモンドらしさが感じられず、首をひねって、原材料欄を見ると、アーモンドはひとかけも入っていません。どうやら香料だけ。

これだけ食べると、おいしいチョコレートですが、ドゥバイヨルのティーガナッシュで、香りと味を上手にブレンドした味わいを知った後だと、ここのショコラはオーガニック好き派にお任せしたい感じでした。

あーも

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